ノーベル物理学賞真鍋淑郎氏

ノーベル物理学賞真鍋淑郎氏

2022.01.07

  • 幼児教育歳時記

今、SDGsという言葉をよく目にいたします。「誰もおきざりにしない」「持続可能な未来を」という精神で設定された17のスローガンの下、地球温暖化や貧富の差からくる不平等を国の垣根を越えて、より良い未来のために意識をもって変えていこうというものです。「先日、今年のノーベル物理学賞をおとりになった真鍋淑郎氏は地球温暖化の原因を探り50年前にそれを予測、「地球温暖化の原因は人にある」ということを初めて断定した方です。そして、その研究の際に使われる数式がとても実用的であることから今日の天気予報がより正確なものになったと言われています。つまり、今回の受賞はそれだけの功績があったことが世界に認められたと言えます。

私たち個人個人は生活の中でフードロスを心がけたりプラスチックゴミを減らす努力をしたりする必要があります。同様に国は大規模な政策を打ち出し、企業は地球に優しい製品を開発製造することがせまられています。なぜなら、ここ数年の自然現象の変化は急激であり、議論している間に地球温暖化がどんどん進んでしまうからです。

子どもたちもまた、将来、社会の一員としてそれらを担っていくことから、今から環境について興味や関心をも立てる必要があります。

現代日本の子どもたちもまた貧富の差により、モノが持てない子どもとモノを大切にしない子どもたちとに分かれています。ケニア人のワンガリ・マータイさんが日本に訪れた際「もったいない」という言葉や精神に感銘を受け世界に紹介し活動したことでノーベル平和賞を受賞しています。しかし、日本では「かっこ悪い」と捉え、少子化で何でも与えられているためか死語に近い といえます。例えば、学校内で落とし物として消しゴムや鉛筆などが届けられても、誰も名乗り出ません。失くしてもすぐに買ってもらえるからです。身近な画用紙や半紙、テッシュやトイレ ットペーパーなどの使い方ももったいない使い方をしています。なぜ粗末に扱ってはいけないのかを説明することが始めの一歩なのではないでしょうか。

私は創立以来、モノを大切にするように子どもたちに話してきました。なぜなら、モノを大切にしない子どもは、自分自身も大切にしないからです。感謝の心が育ちにくいことや、身の回りのことに目が行きにくいからです。そして、面倒くさがる子どものまま発育していくからです。生活を見ると、その子の成長が分かると言っても過言ではありません。つまり、モノや人を大切にすることは、人として成長発達することと大いに関係があると考えたからなのです。実際、身の周りのことに興味や関心が行くようになると忘れ物をしなくなります。また、考えて行動するようになっていきます。自然と自立心・自律心が育っていき、人に対し信頼や尊敬の念を抱くようになっていきます。昔から「衣食足りて礼節を知る」と言われますが、昔の日本人は粗末な食事の中、今よりずっと礼節を重んじ実行していました。それは衣食が足りたからでは なく子育ての結果として培われてくるものなのではないでしょうか。

さて、身近なモノを大切にする子に育ってもらうため、その時々で何を伝えるかだけではなく、どのように扱うかを共に知らせることも大切です。詳細については、ご質問に対し、時間内で具 体的にお伝えしたいと思います。よろしくお願いいたします。

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